中頓別の鍾乳洞
久しぶりに連休が取れたので、今回は中頓別にある鍾乳洞を目指してドライブへ。
6月24日。この日は生憎朝から雨…。
まぁ昼には止むだろうと思いレンタカーを借りてドライブへ出発です。
今回は宗谷岬を経由して、オホーツク海沿いを走って中頓別まで行ってきました。
まずは宗谷岬へ。4月に一度バスで来た頃は観光客もまばらだったのですが、6月は団体のバスツアーで観光に訪れている人で賑わいだしていました。やはり皆ここまで来たからにはと、最北端の碑で記念撮影していきます。
車の中で団体客が空くのを待って自分もシャッターを切ります。
バシバシ撮影していると一人旅の男性の方からカメラを渡されました。
自分は仕事の都合で稚内に来ていますが、個人でここまで来るのはやっぱりすごいなと思います。彼の旅が上手くいくことを願いつつ次の目的地へ。
間宮堂という岬では有名なラーメン屋さんがあるのですが、この日は宗谷岬からオホーツク海へ足を伸ばし、猿払村で昼食をとることにしました。
ここはホタテが有名で、ゆるキャラの頭にもホタテが付いています。
道の駅に入っている風雪というお店でホタテカレーをいただきました。
ぷりぷりのホタテが6個入って900円です。1日3食カレーでも飽きない自分としては、満足の注文でした。食後のコーヒー200円と消費税で締めて1188円でした。
併設しているお土産やさんでホタテ雲丹600円の瓶を購入。レンタカーを返却して自宅に戻った後、ビールで一杯やろうという腹積もりです。
道の駅には酪農感謝の碑やヨーロッパ風の風車、パークゴルフなどもあります。道を挟んでホタテの化石と現代アートのようなモニュメントも。
最果ての地とあってか、悲しい佇まいのモニュメントがたくさんある気がします。今は穏やかな気候ですが、冬は厳しいものが待っていると思います。
モニュメントを見学した後は、白鳥が飛来することで有名だというクッチャロ湖を目指すことにしました。
ぐいぐいオホーツク海沿いを南下していきます。
途中、川に入って釣りをしている人たちが見えました。
そういえばこの辺りで幻の魚イトウが釣れると噂で聞いたことがあります。
ちなみにイトウはノシャップ岬にある水族館で見ることができます。
初めて見た時、自分はその迫力に圧倒されました。
川を越えてもう少し車を走らせると浜頓別町に到着します。
ここに、目的のクッチャロ湖があります。
町中には白鳥と湖と夕焼けの看板がたくさんありました。町をあげて白鳥を押しているのが伝わってきました。
ワクワクしながら湖に到着。
そのほとりには、、海からやってきたカモメがたくさんいました。
白鳥がいない時期はカモメがいるのかぁと思いつつ、近くの売店で情報収集してみることに。中ではおばちゃんがのんびり陳列していました。4月から稚内に住んでいることを伝えると、気さくに色々話してくださりました。
白鳥の時期は次は秋からだそう。4月までは見られたということですが6月はもう北へ渡ってしまったそう。店内が混んできたのでまた秋に遊びに来る旨を伝えて店をあとにしました。
湖から275号という道に出て、ようやく今回の目的地である鍾乳洞へ。
自分以外は誰もいなかったのですが、細い道を抜けて小屋の中に入ってみると、受付のおばちゃんが気さくに案内してくれました。
今回の旅で出会った方は人柄の良い方ばかりだった気がします。
入場料は無料です。
小屋を抜けると3方向に道が分かれていますが、あまり広い場所ではないのでどこから入っても全部見て回ることができると思います。
もし訪れる機会のある方は是非ご自身の目で確かめて頂きたいのですが、3本の道のうちの一つは苔むして緑のトンネルみたいになっています。
ここでの一番の感動ポイントはここだったかなぁと個人的には思います。道内にはこういった場所が他にもたくさんあるみたいですが、自分は初めてこのような景色を見ることができてテンションが上がりました。
他には軍艦岩という大きな岩、色とりどりの花、そして鍾乳洞があります。
鍾乳洞の中はとても狭いのですが、お客さんが自分一人でしたので、運良くじっくり写真を撮ったり探検したりすることができました。
とても静かで落ち着く場所でした。
また時間ができたらふらっと訪れたいスポットです。
今回のドライブルート