ノシャップ岬
職場で朝を迎え、ようやく勤務を終えたこの日。
とても眠たかったのですが、天気がよくてどうしても帰宅してベッドに入る気になれませんでした。
気が付けばノシャップ行きのバスに飛び乗って岬へと向かっていました。この岬は宗谷岬の次に日本の北にある岬です。
稚内に引っ越してきて1度遊びにいったのですが、天気が悪く、メインの見所、水族館と科学館が閉まっているというかなしい事態に遭遇していました。
暖かくなってきたし、もう一度見直したいという思いもありました。
(4/29-オープンとなっていましたので、例年GWに合わせているんだと思います。下の写真は閉館中で渋々引き返した時のもの。)
今回は無事開いていましたので、さっそく受付で500円を払って中へ進みます。
まずペンギンとアザラシ。水槽が近い。
そして後ろを振り返るとアザラシだけの水槽。近寄るとみんな一斉に頭を出してこっちを見つめていました。なんや、と不思議に思っていたら、近くにトングとボックスが置いてあり100円で餌やりをどうぞと書いてありました。なるほど。せっかくなので、と思いましたが餌は入ってませんでした…。ごめんよ。
野外の水槽二つを見終え階段を上って建物の中へ。まずペンギンの実物大の絵が描かれていたのですが、皇帝ペンギンでかい!こんなでかいの?と思わず見返しました。
次に出てくるのがクリオネの水槽。かわいい。
小さいニシンがたくさん居る水槽もありました。
GWに小樽の鰊御殿を見学したのですが、小樽だけでなく道内の日本海側ではニシンがたくさん取れたとの記述がありました。稚内副港市場の前もニシン通りの名称がありましたので当時は稚内でも水揚げされていたのかなと思います。
下に降りると回遊水槽がありました。ここで1番興奮したのですが、幻の魚イトウが泳いでいました。めっちゃでかかった。ムービーをたくさん撮ってしまいました。
最後に館内一押しのひとつ?のフウセンウオの展示を見てゴール。
館内は老朽化が進んでいましたが、見所が沢山あり個人的には楽しめました。照明が薄暗いので、ここを変えるだけでも大分印象が変わるのになぁと感じました。
次は科学館へ。ここも想像していたより館内は随分充実していました。ひとは少ないですが、体験コーナーは充実してるし、特に南極コーナーは南極の石や探検隊の資料など沢山展示されています。
一通り楽しんでまた入り口まで戻ってくると、「南極越冬隊資料展示コーナーこちら」の案内看板を発見。入った時はまったく気が付けなかったので、ドラクエの隠し通路を見つけた気分でした。細長い通路を抜けると何やら倉庫が。
開けていいのかなぁ、、と不安になりつつ扉を開けスライドすると、巨大なトドや昭和基地1次隊の建物などが展示されていました。気になるかたはぜひ足を運んで中を覗いてみてください。
地元のかたは珍しいものなんてないよ、とおっしゃってましたが、東京から来た私には興味深い展示が沢山ある場所でした。