【散歩】愛宕神社(港区)〜祥雲寺(渋谷区)
はじめまして。都内を散歩するのが趣味です。見た場所を忘れないようはてなブログさんで日記をつけていきたいと思います。よろしくお願いします。
今回のルートはこちら。
愛宕神社(港区)〜祥雲寺(渋谷区)までのおよそ3.5kmの道程です。 スタート地点の愛宕神社。 標高は26メートルで23区内の自然の地形としては一番高い愛宕山の山頂にあります。
写真は山頂から名物「出世の石段」を撮影したもの。東京に住んでから月に一度は訪れるお気に入りスポットです。少し遅い初詣を済ませ、新しい「勝運御守護」を購入しました。この御守は財布に入るカード型で金色に輝いてます。カッコイイです。お参りする機会がありましたら是非ご覧になってください。(自分の御守りの写真を載せると御利益が逃げそうな気がするので割愛させて頂きます。ごめんなさい。)
神谷町駅近くの上島珈琲さんでお昼を済ませいざ祥雲寺へ向けて出発。
東京タワーを目指して歩いたあと飯倉橋の交差点を右折。それにしてもこの日は快晴。青空に赤い電波塔が映えます。
郵便局の後ろにテレ東が!(写真じゃわかりづらいですが白い箱型の建物です。)少しテンションの上がったところで、グーグルマップに従って横断歩道を渡り坂を下ります。
この辺りは坂が多く、標識も整備されています。
閑静な住宅地を抜けて首都高を渡ると、
あっぴぃ麻布。気になったので入ろうかと思いましたが、どうやら港区の子育て広場とのこと。見知らぬ独身男性が入るにはあまりにもハードルが高いと言えるでしょう…。
住所はいよいよ麻布十番へ。
坂の由来を眺め、
住宅地に不意に現れた大使館前の警備員さんに怯えながら…
木下坂を越えると、
有名アイスクリーム店をバックに南部坂を激写すれば、
いよいよ広尾商店街。 そう、お目当ての祥雲寺はこの商店街の先にあるのです。
一等地に銭湯を見つけるとテンションが上がるのは私だけでしょうか。今度行ってみよう。
近くの不動産屋さんの看板によると、1K 10万円〜から入れるとのこと。私にはまだまだ無理な額です。
そしてついに!
ゴール!…ん? 入って気がついたのですが、門の中をもう少し歩かないといけないようです。
歩くことおよそ1時間。ようやく祥雲寺へ到着しました。東京の喧騒を忘れられる緑のオアシス。癒されます。 そしてなぜこの場所を目指していたのか伏せていましたが、ある石碑を拝見するために訪れたのです。
どうぞご覧ください。
上部に「荒井君碑」と記されているのが分かるでしょうか。初代中央気象台長、荒井郁之助さんの石碑です。祥雲寺は渋谷区第一の巨刹。数々の武家や大名の墓所として知られています。ここを目指したのは私のお仕事が気象関係だからなのです。常々一度訪れて挨拶をしたいと思っていました。 「出世できますように。」 スタート地点で愛宕さんでお願いしたのと同じ言葉が自然と出てきました。
目的も果たせたので少し境内を見て帰ろう。そう思った矢先に「こんにちは。」と桜の木の下で声を掛けられました。村上春樹さんの1Q84に出てきそうな、凛として偉ぶることない品のある素敵なおばさまでした。 見ず知らずの私に気さくに挨拶をしてくださるなんて。先程まで「出世出世」言っていた自分を恥ずかしく感じた事は言うまでもありません。 これからは心を入れ替えて頑張っていきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。それではまた。